ペンブランドの中でも一際強い存在感を放つ『モンブラン』。言わずとしれたTHE・高級ペンブランドです。
この記事ではモンブランの中で最もスタンダードでポピュラーなボールペン『マイスターシュテュック クラシック 164』を紹介していきます。上質な素材とデザイン、そして握りやすく書き味も良いプレミアムなボールペンです。
デザインと質感
軸は自然素材の樹脂製
マイスターシュテュック クラシック 164はクラシックなツイスト式であること、また塗装の光沢などから、一見金属製の軸にも見えます。しかし実際はプレシャスレジンと呼ばれる自然素材の樹脂で作られています。
金属製の軸とは異なり、寒い冬でも握ったときに冷たさを感じません。
また樹脂製なので、高級ボールペンとしては軽めの23g。握っていてしっくりくる重量です。
モンブランの象徴「ホワイトスター」
モンブランのペンの天冠には、『ホワイトスター』が描かれています。ホワイトスターはアルプス最高峰の「モンブラン山」の冠雪をモチーフとしており、ブランドの象徴になっています。
ホワイトスターに憧れる人も多く、一つのステータスになり得ます。
シリアルナンバー
モンブランの筆記具には必ずシリアルナンバーが入っています。マイスターシュテュック クラシック 164ではクリップのリングにシリアルナンバーが刻印されています。
このシリアルナンバーは出荷後の管理や、偽物からの自己防衛のためにつけられているものです。つまりモンブラン製のペンで同じシリアルナンバーのものは存在しません。
この世に二つとないシリアルナンバーが刻まれているだけでも特別な気分になれますよね!
握り心地と書き味
しっくりとくる握り心地
握り心地はすごく良いです。軸の太さや重量が絶妙で、手にしっくりと馴染みます。
プレシャスレジン製の軸は指でじっくり撫で回したくなるほど上質な肌触りで、握っていると思わずウットリしてしまうほど。
書き味は良く、ブレもない
書き味は滑らか。
インクの粘度が低いというよりも、ペン先のボールがよく回転してくれるような感覚があります。なので書く際にペン先が紙に引っかかるような感触がなく、重さを感じません。
口金は軸と一体化しています。また口金の穴はリフィルとサイズがぴったり。だから書く際にペン先がガタガタと揺れることもありません。
使ってみると、細かいところでモンブランの技術力の高さを感じられます。クラフトマンの腕の良さを感じる、実用性の高いボールペンです。
まとめ:高級さは安心感と技術力の証
マイスターシュテュック クラシック 164のレビューを三行でまとめました。
- 自然素材の樹脂を使用したプレミアムな質感
- 手に馴染む握り心地
- ボールがしっかりと回転し、ペン先もぶれないので書きやすい
ボールペンとして非常に高価ですが、この高級さは安心感と技術力の証と言えます。
上質で肌触りの良い素材を使用し、伝統的なデザインに仕上げて、見た目からして高級感のあるボールペンに仕上がっています。
ただそれだけでなく握りやすさ、書き味も良さ、そしてペン先がガタつかない…「当たり前であってほしいもの」がモンブランのマイスターシュテュックには備わっています。
とてもシンプルなことですが、良い素材を使って最高の一品を作り上げることにモンブランの技術力の高さとクラフトマンシップを強く感じます。
手にして使ってみると、何故マイスターシュテュック クラシック 164がこれほどまでに高価なのか納得できます。素材、デザイン、握り心地、書きやすさ…全てがモンブランの職人によってこだわり抜かれたボールペンなのです。